本院 ペインクリニックの紹介|充実の研修プログラムで麻酔のプロを目指そう!

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本院ペインクリニック

施設概要

◆年間新患患者数:約550人  ◆外来患者数:延べ約500人/月

スタッフ人数・構成

ペインクリニック専従医師4名、鍼灸師1名、非常勤鍼灸師2名、非常勤理学療法士3名、非常勤作業療法士1名、非常勤臨床心理士2名で構成されています。麻酔科レジデントは原則として麻酔専門医を受験する前に2ヶ月ずつローテートして痛みについての基礎的な研修を受けます。さらに、痛みをサブスペシャリティ―としたい場合には、専門医取得後に1年間、シニアフェローとしてのトレーニングを行っています。

部門紹介・特色

集学的痛み施設

当ペインクリニックは、慢性痛患者さんを対象に「生物心理社会モデル」を取り入れ、「痛みの軽減や日常生活の改善」を目標に診療を行なっています。治療方針としては、診断・治療目的にレントゲン透視装置・超音波エコー装置を用いた各種神経ブロック療法や薬物療法を行うとともに、身体機能・生活機能改善を目的とした理学療法や作業療法、ストレスマネージメントや痛みの誤った認識に対する自立訓練法や認知行動療法を取り入れた臨床心理士との面談などを併用し、痛み自体だけではなく慢性痛患者さんを多角的に評価し治療を行なっています。

スタッフ紹介

上園  晶一

主任教授・ペインクリニック診療部長

小島  圭子

講師・麻酔部診療医員

八反丸  善康

助教・麻酔部診療医員

濵口  孝幸

助教・麻酔部診療医員

荻原  薫

助教・麻酔部診療医員

平林  万紀彦

助教・非常勤診療医員

レジデントの1日

ペインクリニックの1日の流れ

ペインクリニックをローテーションする医師は、まず手術室の麻酔導入を手伝い、その後にペインクリニック外来業務につきます。
外来で担当する患者は、ほとんどが難治性の慢性疼痛患者です。そのため、治療方針の決定に難渋することもしばしばあります。再診時は、患者の話をよく聞き、必要があれば診察も行います。問診内容や診察結果をペインクリニック専従医に報告し、その上で治療方針を決定していきます。
初診患者の診察では、痛みの起こった機序や経過、痛みにより何に一番支障があるかなど痛みについての問診を詳細に行います。既往歴や生活歴、生育歴なども痛みの診療には重要な情報です。問診が終わった後は、全身の診察を行います。痛みの生じている部位だけでなく、全身を診察することによって、隠れた痛みの原因などを探していきます。
診察が終了したら、専従医に問診診察所見を報告し、今後の治療方針を決定していきます。全ての患者の診察が終了し、診療録の記載が終われば1日の業務は終了です。

研修内容

◆外来

慢性痛患者さんを評価するにあたり、痛みの強さや頻度など「痛み」だけではなく、身体的機能、心理的機能、社会的側面、Quality of Lifeなどを含めた「生物心理社会モデル」に基づいた全人的評価を行い、診断・治療を行います。他職種(理学療法士、作業療法士、鍼灸師、臨床心理士、看護師)とともにカンファレンスを行い、治療内容を検討し、薬物療法、レントゲン透視・超音波エコー下神経ブロック、理学療法、作業療法、自律訓練法、認知行動療法、鍼治療などを患者さんに合わせて取り入れます。麻酔科レジデントは外来担当医となって、ペインクリニック専従医師と相談しながら日々の診療を進めていきます。

◆病棟兼科依頼

病棟で痛みのコントロールに難渋している患者さんについての兼科依頼を受けています。具体的には、末梢循環障害、PDPH、各種神経痛(脊髄炎、帯状疱疹、脊髄空洞症など)など様々な患者さんがいますので、当院の術後痛管理チームや緩和ケアチームと連携をとり、痛みのコントロールや患者さんのQOL向上に努めています。

◆カンファレンス・勉強会

麻酔科レジデントは、毎週開催している新患カンファレンスで自分が担当した新患さんについてプレゼンテーションを行い、他の医師やコメディカルとともに評価・診断・治療方針の再検討を行います。また、月1〜2回開催される勉強会では、ペインクリニック専従医師や麻酔科レジデントが抄読会を担当します。また、毎月第3土曜日に行われるグランドカンファレンスでは、医師だけではなくコメディカルも勉強会を担当し、それぞれの専門に関する発表などを行なっています。また、学会発表なども積極的に行なっております。

ペインクリニック勉強会